『細川俊夫:月夜の蓮 -モーツァルトへのオマージュ-、モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番』
児玉桃 (ピアノ)、小澤征爾 (指揮)、水戸室内管弦楽団
収録曲:
細川俊夫:
1. 月夜の蓮 -モーツァルトへのオマージュ
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23 番 イ長調 K.488
2. 第1 楽章:Allegro
3. 第2 楽章:Adagio
4. 第3 楽章:Allegro assai
児玉桃 (ピアノ)
小澤征爾 (指揮)
水戸室内管弦楽団
録音:2006 年12 月 水戸芸術館 コンサートホール ATM
レーベル:ECM Records
発売元:ユニバーサル ミュージック
UCCE-2094 SHM-CD
細川俊夫、児玉桃によるライナーノーツ日本語訳収録
+++++商品紹介+++++
1991年のミュンヘン国際コンクール・ピアノ部門において最年少最高位を受賞し、その後はパリを拠点に精力的な活動を続けているピアニスト児玉桃。フランス作品、とりわけメシアン作品では高い評価を得ています。その才能を名プロデューサーのマンフレート・アイヒャーに認められ、2013年にラヴェル、メシアン、武満徹の作品を収録した初のECM作品をリリース、美しい音色と知性溢れる演奏で多くのファンを魅了しました。2017年のECM2作目ではドビュッシー晩年の名作「練習曲」に、21世紀に書かれた細川俊夫のエチュードをはさんだ異色のアルバムを創り上げ、大きな話題を呼びました。
本作はそれから約4年振り、ECM3作目となるリリース。2006年12月に水戸芸術館のコンサートホール ATMで行われ好評を博した、小澤征爾と水戸室内管弦楽団との公演をパッケージ化。モーツァルトの「ピアノ協奏曲第23番」と、同曲へのオマージュとして2006年に作曲され、この公演が日本初演となった細川俊夫の「月夜の蓮 -モーツァルトへのオマージュ-」を収録しています。透き通ったピアノの響きと、本作がECM初登場となる小澤征爾の指揮による水戸室内管弦楽団の瑞々しい演奏が鮮やかな印象を残す、ファンのみならず児玉桃本人も商品化を切望していた、注目の作品です。世界初演も児玉本人が手掛けた細川作品と、そのオマージュのもととなったモーツァルト作品のカップリングというコンセプチュアルな内容となっている本作で、彼女がどのような世界を描いているのか、期待が高まります。
---ユニバーサル ミュージック ジャパン HPより---
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